原発費用にこれも入れておいてね。
以下が国家による原発に関しての補助金の詳細。殆ど、「原発による援助
交際」そのもの、金で面はたいておいて「共生」も糞もないだろう。

電源開発促進税に関しての記述がある

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90525b09j.pdf

(経済産業省のHPにあるのを他のMLで紹介された)

電源開発促進税は現在37.5銭/Kwhである。(嘗ては44.5銭であっ
た)宮崎県では80億Kwh年間使っているので、 約30億円となる。宮崎
県は日本の1%経済なので全体では優に3000億円を超える?金額であ
る。

では、一軒あたりの負担額は幾ら位か・・・。

大概の家庭の電気使用量は年間4000Kwh程度。 ということは1500
円程度と言う事になる。で、新聞などの報道では太陽光への余分な負担は
多分、経済産業省発表の数字で最大一ヶ月100円と言う数字が出されて
いるので、年間1200円と言う事になる。これは原子力のための電源特
会よりは少ないよなぁ。

で、原子力は動き続ける限り37.5銭出させられるだろうし、もしかす
るともっと増えるかもしれない。

一方、自然エネルギーはその価格が下がれば負担は無くなる訳で、どちら
を選ぶかと言われれば自然エネルギーへの負担となると思う。 でも、そう
した長期に亘る試算の数字なんて出さないのっであるからズルイよなぁ。

で、この電源開発促進税って口さがない言い方をするなら・・・、

「嫌なものを引き受ければお金がもらえて楽しい生活がおくれます。如何
ですか?」と官僚が誘いかけて、「どうせ、この田舎には人は帰ってこな
いっちゃから・・・。いいが、貰っておいて明日の飯の種にでもするか・
・・」と言う風に田舎の人たちを追い込んだ近代日本と言う仕組みそのも
のと言えるだろう。

この明治維新に始まった、お役ごめんになっていた天皇さんを再登板させ
て作った中央集権的産業資本国家システム、もう、そろそろ、変えないと
ねぇ。と思うのだけど・・・。

で、最近の状況を仔細に検討すると「日本と言う東アジアの温帯モンスー
ンに位置する自然の豊かな生産力持つ地域」を化石燃料を使って消費財を
大量生産して大量消費させて、さらに大量に廃棄される目先の短期的な金
儲けの仕組みの為に徹底的に破壊してきた歴史と見えてしまう。

そして、地域社会に最後に残った自然エネルギーと言う資源すらを補助金
という公金を使った買収システムでその本来持っている価値を貶めてしま
い収奪しようとしている様に見えるのだけど・・・。

その事にすら多くの人たちは気が付いていない。それが勿体無い・・・。

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2009年11月10日22:00

「原発による援助交際」って……

 言い得て妙ですが、(^^;)
 
 援助交際は一応、「売る側」が積極的なんです。自分から相手にコビ売って金額交渉して「客を取ってる」んであって、嫌がってないんです。

 死ぬほど嫌がってる相手のよこっつらを札束でひっぱたいてムリヤリ強姦しようとしている電力会社は、ある意味「ひとのよいカモ」でしかない「エンコーオヤヂ」のような無邪気な善人(?)ではないと思います……★

お日様だいすき
2009年11月11日21:30

いやいや、最近は地元の利権大好き親父たちがごねて金せびってますから・・・・。

買収する側と買収される側とどっちが悪いのか・・・。売春と買春、やっぱ金持ってて買う側だろうなぁ。