プルサーマルを止めたいというイベントが開かれた。ちょいと福岡へ行く
用事があったので参加させていただいた。
> ■講演会+ライヴ
>
> ゲスト:小出裕章(京都大学助教)、藤田祐幸(物理学者)、
> 満岡聰(医師)、冨田貴史(ファシリテーター)、カクマクシャカ(アーティスト)
>
> [会 場] 西鉄ホール 福岡市中央区天神2-11-3ソラリアステージ6F
>
> [参加費]一般 1,500円/ (当日 2,000円)
> 高校生 1,000円/ (当日 1,500円)
> ※中学生以下無料
> ※半券提示の上、警固神社イベントにも出入り自由
>
> [内 容]
>
> 午前の部
> 11:00~12:00
> 「原発のいま~六ヶ所、上関、玄海で起きていること~」
> 報告者:冨田貴史、満岡聰
>
> 午後の部
> 13:00~13:40 カクマクシャカ・ライヴ
> 13:50~14:50(予定)
> 「あまりに愚かなプルサーマル」 講師:小出裕章
> 15:00~16:30(予定)
> 「グッバイ・プルサーマル! 今、私たちにできること(仮)」
> コーディネーター:藤田祐幸
> パネラー:小出裕章、満岡聰、カクマクシャカ他
>
ここでのパネルディスカッションで語られたこと。藤田さんからは、日本は
潜在核兵器保有国であるということ。原発の事故がおきたら情報は開示され
ないからまず?逃げるしかないとか・・・。小出裕章さんらが述べた過去の
事実は重い・・・。
ただ、核と言うものがどれほど抑圧的なのかを考えてみればいい。でも、結
局、安全性とかでは止められない気もする。人はそれぞれ忙しくてそれほど
他人のことまで考えてはいない。多分、事故が起こればちょっとは考えるよ
うになるだろうが、あのチェルノヴイリを起こしたロシアでも原発を止めて
はいない。多くの人は自分の今日の生活のことで精一杯なものなのだ。
事ほど然様に過去の頚城(くびき)は大きく未来を縛ってしまうものなのだ。
だからこそ、不良資産化する原子力などからはさっさと撤退するのが明るい
未来を作ることに繋がるのだけどなぁ。
で、これは金の問題として提起すべきなのだと思う。財布の話はみんなの話
にできる。で、プルサーマルの話は入り口で・・・。代替案は見えてきてい
る。何しろ自然エネルギーは手の届くところまで来ている。変えられるので
すが、これまでの仕組みで利益を得る人たちはそれを失うのが怖いらしく変
えたがらない。
これは大勢の人たちが富を作るのは面倒なことで自分が出来ることではなく、
出来上がった富は奪い合うものだと考えているからでしょう。富は協力して
生み出すもので、まあ、それでも分配ではもめるでしょうが・・・。
ただ、今の経済制度は欠乏する仕組みで動かされていて、これをどう変える
のかも考えておかねばならない。
生産の現場=手段を自分たちの手に取り戻すことが必要だと思える。まず、
自分たちの使うエネルギーを自分たちの手に取り戻すことからかもしれない
で、金の問題として原発は「燃料費」が実際高いと言うことが垣間見えた
ニュース。(自然エネルギーの燃料費は基本的には無料)
>
> MOX輸入額は139億円 玄海原発プルサーマル用
> http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20080408-1924218/new...
>
> 九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)3号機で11月にも始まる国内初
> のプルサーマル発電で、使用されるウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)
> 燃料16体の輸入額は約139億6400万円だったことが、門司税関唐津出張
> 所の貿易概況速報で判明した。
>
> 九電は価格を公表していないが、単純計算すると1体当たり約8億7300万
> 円。輸送費や保険料も含まれる。現在使用しているウラン燃料は、輸送費などを
> 除いて1体当たり1億~2億円とされている。
>
> 門司税関は燃料本体の価格や輸送費の内訳を明らかにせず、九電も「価格につ
> いては今後の取引に支障をきたす恐れがあり、公表できない」としている。
>
> MOX燃料は、原発の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムをウランと
> 混ぜて製造する。
>
> (2009年9月15日 読売新聞)
これでは安いとは決していえないでのではと思います。燃料価格が4~8倍
になっても、推進派はまだまだ安いと言うのでしょうか。 かなり、無理が
ある様におもいます。 (だから、あの佐賀県の古川知事は県主催のプルサー
マルの討論会でコスト問題を避けて神学論争になる安全性に絞ったのでしょ
う)
コスト問題はこれ以前に高いと言う結論がでているが、推進まっしぐらの原
子力委員会で 、無理無理、それでもエネルギー安全保障とかの屁理屈をつ
けて押し通してしまった訳。これが、再び、一般消費者に近いところで議論
されようものならあからさまにブーイングが飛び出しそうだということで安
全性議論へと問題を押し込めてしまったのだと思います。
ここに閉じ込められたことが返す返すも残念です。コスト問題へと展開され
れば、今回、太陽光発電のサーチャージで国民負担が100円とか言う話で
新聞が騒げた話なのだし、放射能は県境を越えて飛んでこないと思っている
大多数の声なきマジョリティーの側にいる福岡の市民県民も気にせざるを得
ない状況を生み出しえただろう。
さて、その実行部隊である電力会社がプルトニウムを「ごみ」といえない理
由は、国が定めたプルトニウムの扱いによる。つまり、有価証券報告書に価
値ある資産として計上されるから・・・。
この会計上の問題をどうクリアーするかを考えておかねばなりません。資価
値がなく、突然不良資産になると言うのでは電力会社は原発推進、プルトニ
ウム利用を嫌々ながらも進めるしかありません。
結局、国策としての原子力があってその為に法制度が作られている限りにお
いて電力企業が原子力から撤退することはないと思えます。
※まったく「もんじゅ」が壊れたときに選挙の争点にしなかった政党がふが
いないからだと私は思う。あの時に聞いたら「票にならないから」と答え
た奴がいたもんなぁ。
電力企業は営利企業ですから、儲かるものならやります。
原子力については独占を保証し必ず儲けさせてやるからと国がやれと言って
る訳で、 まあ国と電力企業の談合で何とか動かしてきたと言うものです。
原子力が安いといっても、発電端での話で実際の運用においての電気の価値
ではありません。 そこから運ぶ費用がかかります。これが結構、お高いの
です。何しろ、50万ボルトの送電線は1Km引くのに10億円もかかるの
ですからってことは100km引けば1000億円です。200Km引けば
2000億円。ええ、ちょっとした消費地に近いところに作れて長距離の高
圧送電線がいらない火力発電所なんかよりもずっと高いんです。ええ、一基
4000億円と言われる原発よりは安いです。でも、この高圧送電線無しで
は原発で作った電気は運べないのです。つまり、この高圧送電線は当然、原
発の一部と見るべきものだという事です。でも、そういう計算の仕方は会計
上しておらず実態を反映していないと言うことです。
二○年間、原子力発電所の現場で働いていた故平井憲夫さんのお話をまとめ
たページがありました。
http://members.at.infoseek.co.jp/genpatsu_shinsai/hirai/p...
それにしても、何故、電力労連が原発に賛成するのかを見てみると日本の社
会の差別の構造と言うか労働運動の側に企業のピラミッドと同じ相似形の構
造があることにも気がつきます。つまり、 下請けに、嫌なものは人に押し
付けるという構造です。(何だかいやあな気分になります)被曝労働は自分
たちの問題ではない。 だから、電力労連は原子力に賛成をするのです。
まさに原発は日本の縮図のように見えます。はい。
でも、本当はそういういやなものでなくても必要な電力は生み出せます。自
然エネルギーがリーズナブルな価格で導入できるようになって来ました。ま
た、そうした方面に資金が投じられることで機器の価格が下がりさらに生産
企業間の競争が働き良い製品が社会にでて来るのです。
本来、資本主義自由競争社会はそうしたメリットがあるからこそ社会主義経
済社会よりも優れているとされてきた訳です。なのに、電力業界は全く、競
争がなくかかった費用はすべて消費者に転嫁され、多くの消費者が望んでい
ない原子力がCO2を出さないとか価格が安いからと言う理由をつけて導入
されてきているのです。 これは詐欺だ。
でも、どうもその原発は、上にも述べた理由から価格が安いわけではないよ
うです。そして、CO2を出さないと言うことに関しては地震に弱く一回止
まったらその安全確認に時間が係りその代替として火力発電所を動かさねば
ならなくてその分大量のCO2を排出してしまうことになる訳です。
※実際に柏崎刈羽がまるまる2年も動かなかったのでこの代替に石炭火力が
フル稼働でしたもんね。
CO2を出さない電源だからと大型のものを作って安いからと言うもののあ
まってしまう深夜電力を大安売りして電力の大量使用構造を作ってしまい、
結局、自己矛盾に陥っている訳です。
これは考え方を根本的に変えねば問題は解決に向かうことはないのだと思い
ます。
つまり、資本を一部の者の利益追求の道具から開放しなければならないので
す。配電網などの社会資本をどう使いこなすかなのです。この不良資産の支
払いは次の世代へと先送りされています。
この先送り問題で一番分かりやすいのが年金問題なんですよね。つまり、実
体経済の先送り構造を金の出面で見える形になったのが今の年金破綻問題な
んですな。
ですから、本当はこれを実体経済の問題として読み解き、未来がどうなるの
かを予想し、別の未来を考える作業をしなければなりません。
※久しぶりにやって来た病院の近くの古本屋で100円の本棚に「原発への
警鐘」内橋克人著・講談社文庫を発見・購入。
玄海原発:プルサーマルを語る/6止 九州大大学院教授・吉岡斉氏 /佐賀
◇「マイナスの方が大きい」--吉岡斉氏(56)
http://mainichi.jp/area/saga/news/20091003ddlk41040548000...
もこの話の参考になります。 この毎日新聞の連載は実に良く書けています。
用事があったので参加させていただいた。
> ■講演会+ライヴ
>
> ゲスト:小出裕章(京都大学助教)、藤田祐幸(物理学者)、
> 満岡聰(医師)、冨田貴史(ファシリテーター)、カクマクシャカ(アーティスト)
>
> [会 場] 西鉄ホール 福岡市中央区天神2-11-3ソラリアステージ6F
>
> [参加費]一般 1,500円/ (当日 2,000円)
> 高校生 1,000円/ (当日 1,500円)
> ※中学生以下無料
> ※半券提示の上、警固神社イベントにも出入り自由
>
> [内 容]
>
> 午前の部
> 11:00~12:00
> 「原発のいま~六ヶ所、上関、玄海で起きていること~」
> 報告者:冨田貴史、満岡聰
>
> 午後の部
> 13:00~13:40 カクマクシャカ・ライヴ
> 13:50~14:50(予定)
> 「あまりに愚かなプルサーマル」 講師:小出裕章
> 15:00~16:30(予定)
> 「グッバイ・プルサーマル! 今、私たちにできること(仮)」
> コーディネーター:藤田祐幸
> パネラー:小出裕章、満岡聰、カクマクシャカ他
>
ここでのパネルディスカッションで語られたこと。藤田さんからは、日本は
潜在核兵器保有国であるということ。原発の事故がおきたら情報は開示され
ないからまず?逃げるしかないとか・・・。小出裕章さんらが述べた過去の
事実は重い・・・。
ただ、核と言うものがどれほど抑圧的なのかを考えてみればいい。でも、結
局、安全性とかでは止められない気もする。人はそれぞれ忙しくてそれほど
他人のことまで考えてはいない。多分、事故が起こればちょっとは考えるよ
うになるだろうが、あのチェルノヴイリを起こしたロシアでも原発を止めて
はいない。多くの人は自分の今日の生活のことで精一杯なものなのだ。
事ほど然様に過去の頚城(くびき)は大きく未来を縛ってしまうものなのだ。
だからこそ、不良資産化する原子力などからはさっさと撤退するのが明るい
未来を作ることに繋がるのだけどなぁ。
で、これは金の問題として提起すべきなのだと思う。財布の話はみんなの話
にできる。で、プルサーマルの話は入り口で・・・。代替案は見えてきてい
る。何しろ自然エネルギーは手の届くところまで来ている。変えられるので
すが、これまでの仕組みで利益を得る人たちはそれを失うのが怖いらしく変
えたがらない。
これは大勢の人たちが富を作るのは面倒なことで自分が出来ることではなく、
出来上がった富は奪い合うものだと考えているからでしょう。富は協力して
生み出すもので、まあ、それでも分配ではもめるでしょうが・・・。
ただ、今の経済制度は欠乏する仕組みで動かされていて、これをどう変える
のかも考えておかねばならない。
生産の現場=手段を自分たちの手に取り戻すことが必要だと思える。まず、
自分たちの使うエネルギーを自分たちの手に取り戻すことからかもしれない
で、金の問題として原発は「燃料費」が実際高いと言うことが垣間見えた
ニュース。(自然エネルギーの燃料費は基本的には無料)
>
> MOX輸入額は139億円 玄海原発プルサーマル用
> http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20080408-1924218/new...
>
> 九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)3号機で11月にも始まる国内初
> のプルサーマル発電で、使用されるウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)
> 燃料16体の輸入額は約139億6400万円だったことが、門司税関唐津出張
> 所の貿易概況速報で判明した。
>
> 九電は価格を公表していないが、単純計算すると1体当たり約8億7300万
> 円。輸送費や保険料も含まれる。現在使用しているウラン燃料は、輸送費などを
> 除いて1体当たり1億~2億円とされている。
>
> 門司税関は燃料本体の価格や輸送費の内訳を明らかにせず、九電も「価格につ
> いては今後の取引に支障をきたす恐れがあり、公表できない」としている。
>
> MOX燃料は、原発の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムをウランと
> 混ぜて製造する。
>
> (2009年9月15日 読売新聞)
これでは安いとは決していえないでのではと思います。燃料価格が4~8倍
になっても、推進派はまだまだ安いと言うのでしょうか。 かなり、無理が
ある様におもいます。 (だから、あの佐賀県の古川知事は県主催のプルサー
マルの討論会でコスト問題を避けて神学論争になる安全性に絞ったのでしょ
う)
コスト問題はこれ以前に高いと言う結論がでているが、推進まっしぐらの原
子力委員会で 、無理無理、それでもエネルギー安全保障とかの屁理屈をつ
けて押し通してしまった訳。これが、再び、一般消費者に近いところで議論
されようものならあからさまにブーイングが飛び出しそうだということで安
全性議論へと問題を押し込めてしまったのだと思います。
ここに閉じ込められたことが返す返すも残念です。コスト問題へと展開され
れば、今回、太陽光発電のサーチャージで国民負担が100円とか言う話で
新聞が騒げた話なのだし、放射能は県境を越えて飛んでこないと思っている
大多数の声なきマジョリティーの側にいる福岡の市民県民も気にせざるを得
ない状況を生み出しえただろう。
さて、その実行部隊である電力会社がプルトニウムを「ごみ」といえない理
由は、国が定めたプルトニウムの扱いによる。つまり、有価証券報告書に価
値ある資産として計上されるから・・・。
この会計上の問題をどうクリアーするかを考えておかねばなりません。資価
値がなく、突然不良資産になると言うのでは電力会社は原発推進、プルトニ
ウム利用を嫌々ながらも進めるしかありません。
結局、国策としての原子力があってその為に法制度が作られている限りにお
いて電力企業が原子力から撤退することはないと思えます。
※まったく「もんじゅ」が壊れたときに選挙の争点にしなかった政党がふが
いないからだと私は思う。あの時に聞いたら「票にならないから」と答え
た奴がいたもんなぁ。
電力企業は営利企業ですから、儲かるものならやります。
原子力については独占を保証し必ず儲けさせてやるからと国がやれと言って
る訳で、 まあ国と電力企業の談合で何とか動かしてきたと言うものです。
原子力が安いといっても、発電端での話で実際の運用においての電気の価値
ではありません。 そこから運ぶ費用がかかります。これが結構、お高いの
です。何しろ、50万ボルトの送電線は1Km引くのに10億円もかかるの
ですからってことは100km引けば1000億円です。200Km引けば
2000億円。ええ、ちょっとした消費地に近いところに作れて長距離の高
圧送電線がいらない火力発電所なんかよりもずっと高いんです。ええ、一基
4000億円と言われる原発よりは安いです。でも、この高圧送電線無しで
は原発で作った電気は運べないのです。つまり、この高圧送電線は当然、原
発の一部と見るべきものだという事です。でも、そういう計算の仕方は会計
上しておらず実態を反映していないと言うことです。
二○年間、原子力発電所の現場で働いていた故平井憲夫さんのお話をまとめ
たページがありました。
http://members.at.infoseek.co.jp/genpatsu_shinsai/hirai/p...
それにしても、何故、電力労連が原発に賛成するのかを見てみると日本の社
会の差別の構造と言うか労働運動の側に企業のピラミッドと同じ相似形の構
造があることにも気がつきます。つまり、 下請けに、嫌なものは人に押し
付けるという構造です。(何だかいやあな気分になります)被曝労働は自分
たちの問題ではない。 だから、電力労連は原子力に賛成をするのです。
まさに原発は日本の縮図のように見えます。はい。
でも、本当はそういういやなものでなくても必要な電力は生み出せます。自
然エネルギーがリーズナブルな価格で導入できるようになって来ました。ま
た、そうした方面に資金が投じられることで機器の価格が下がりさらに生産
企業間の競争が働き良い製品が社会にでて来るのです。
本来、資本主義自由競争社会はそうしたメリットがあるからこそ社会主義経
済社会よりも優れているとされてきた訳です。なのに、電力業界は全く、競
争がなくかかった費用はすべて消費者に転嫁され、多くの消費者が望んでい
ない原子力がCO2を出さないとか価格が安いからと言う理由をつけて導入
されてきているのです。 これは詐欺だ。
でも、どうもその原発は、上にも述べた理由から価格が安いわけではないよ
うです。そして、CO2を出さないと言うことに関しては地震に弱く一回止
まったらその安全確認に時間が係りその代替として火力発電所を動かさねば
ならなくてその分大量のCO2を排出してしまうことになる訳です。
※実際に柏崎刈羽がまるまる2年も動かなかったのでこの代替に石炭火力が
フル稼働でしたもんね。
CO2を出さない電源だからと大型のものを作って安いからと言うもののあ
まってしまう深夜電力を大安売りして電力の大量使用構造を作ってしまい、
結局、自己矛盾に陥っている訳です。
これは考え方を根本的に変えねば問題は解決に向かうことはないのだと思い
ます。
つまり、資本を一部の者の利益追求の道具から開放しなければならないので
す。配電網などの社会資本をどう使いこなすかなのです。この不良資産の支
払いは次の世代へと先送りされています。
この先送り問題で一番分かりやすいのが年金問題なんですよね。つまり、実
体経済の先送り構造を金の出面で見える形になったのが今の年金破綻問題な
んですな。
ですから、本当はこれを実体経済の問題として読み解き、未来がどうなるの
かを予想し、別の未来を考える作業をしなければなりません。
※久しぶりにやって来た病院の近くの古本屋で100円の本棚に「原発への
警鐘」内橋克人著・講談社文庫を発見・購入。
玄海原発:プルサーマルを語る/6止 九州大大学院教授・吉岡斉氏 /佐賀
◇「マイナスの方が大きい」--吉岡斉氏(56)
http://mainichi.jp/area/saga/news/20091003ddlk41040548000...
もこの話の参考になります。 この毎日新聞の連載は実に良く書けています。
コメント
にできる
おっしゃるとおりと思います。
原発は収去コストまでトータルに考えると、たぶん営業的にペイしないくらい、コスト高と聞きますから。
ペイしないどころじゃない大赤字です。
だって、その頃には通貨の保証主体である「日本国」だって存在しなくなってるんじゃないかってぇ「超未来」まで、負債が続くんですよ?
余りに・・・、身勝手なご先祖様がこの時代にいたということだけは実に確かで、そういう連中はそういうことに痛みを覚えることは無いんでしょう。