以前、佐賀県知事選に引っ張り出されそうになったのはこの問題で現知事がプルサーマルにYesと言ったからであった。関連ニュースだけど・・・

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プルサーマル公開質疑 市民団体猛反発 九電玄海原発
2009年8月11日 21:30 カテゴリー:社会 九州 > 佐賀
玄海原発でのプルサーマルに反対する市民団体(左)と国の代表者が意見を交わした公開質疑

 九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)で11月にも始まるプルサーマルについて、経済産業省資源エネルギー庁の担当者が11日、玄海町でプルサーマルに反対する市民団体などの質疑に応じた。同庁側は計画への理解を求めたが、市民団体側からは「必要性がまったく分からない」との声が相次いだ。

 質疑の場は、市民団体「プルサーマルと佐賀県の100年を考える会」などの要望を受け、県が初めて設定。同庁の森本英雄原子力立地・核燃料サイクル産業課長らが対応した。

 市民団体側は、プルサーマルで使用後のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の処理方法が確立されていない点を指摘。森本課長は「これから検討を進める」などと説明したが、団体側が「そんないいかげんな計画はやめるべきだ」と声を荒らげる一幕もあった。

=2009/08/11 西日本新聞=
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玄海原発プルサーマル 「届かぬのか、安全への願い」 市民団体、異例の公開質疑 国担当者打ち切る
2009年8月12日 01:11 カテゴリー:九州 > 佐賀

 「国策の前には、安全を願う市民の声は届かないのか」。九電玄海原発(玄海町)で11月にも始まるプルサーマルをめぐり、国と反対派市民団体による異例の公開質疑が11日行われた。「核燃料サイクルの実現は、日本にとって不可欠」との見解を繰り返す国の担当者と市民側の意見はかみ合わず、怒号の中、質疑は打ち切られた。

 約1時間の質疑は、玄海町で開かれた県原子力環境安全連絡協議会(会長・古川康知事)の後にあり、市民側から約50人、国から資源エネルギー庁の4人が出席。市民側が、高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)や青森県六ケ所村の再処理工場稼働のめどが立たない現状を指摘すると、担当者は「揚げ足取りだ」などと答えに窮した。

 さらに、市民側が「国策(の核燃料サイクル)は既に破綻(はたん)している。いいかげんな計画の中、わざわざ危険なMOX(プルトニウム・ウラン混合)燃料を燃やすプルサーマルをやるべきでない」と詰め寄ると、担当者は「県からも同意を得ている」と席を立った。「まだ話したいことがある」と追いすがる市民に、担当者は「後は県を通してやってほしい」と言い残し、車に乗り込んだ。

 市民団体「プルサーマルと佐賀県の100年を考える会」の武富泰毅世話人は「国の担当者の対応にはあきれた。今回の質疑を踏まえ、今後も県など地元自治体にプルサーマル中止を働きかけていきたい」と語った。

=2009/08/12付 西日本新聞朝刊=


まあ、それにしても、何でこういう不良資産に金を掛けるのか・・・。要するに人類のためになることは金儲けにならないなら誰もがやるものにはならないと言うこと・・・。自然エネルギーが最たるもの。最近の太陽光発電の動向を見てれば判る・・・。

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