50円買い取りへの異論
2009年4月29日 連載 コメント (1)こういう時期だからこそ、きちんと正しい真っ当な制度枠組みを議論すべきな
のだろうが、財政出動だとかの掛け声でわけもわからず金がばら撒かれてます
ね。で、付けは低所得層と未来の世代へ先送り・・・。
例えば自動車のエコ税制でもそうで、トヨタのクラウンハイブリッドでも税の
軽減されるだろう。でもね。実質、エコのなのは低燃費の軽自動車だったりす
るじゃないですか。で、すでにここ何年もプリウスなりを購入して環境負荷を
下げてきた人たちは高い税金支払ってねと言うのも変でしょう。この辺り、低
燃費車の過去販売分もしっかりと減税するべきでしょう。
で、ついでに言うなら、13年たった車は買い替え奨励で補助金を出すらしい
が、これが、1000CCほどのリッター辺り 18Km程度は走り長距離でな
ら20Km走る車をクラウンハイブリッドにしたら何のことは無い総合燃費で悪
化するのですよ。
エコを支援するとしてとんでもない環境負荷の大きなものを買い換えさせてし
まうことになる訳。と言う風なことなのdすけどねぇ。
どうせなら燃費基準で一元化してさらに現行の自動車税に載せればかなり公平
で公正になるだろう。でも、どんどんエコばら撒きのモラルハザードが進んで
いきます。
それも人の財布を当てにして・・・。各省庁はこれを機会にと自分らの利権拡
大のためにさまざまの物を出してくる・・・。
太陽光発電もしかりです。
> 太陽光発電、余剰電力の購入義務化
> 経産省方針、価格2倍に
> http://home.yomiuri.co.jp/news/20090225hg03.htm?from=nwlb
>
> 経済産業省は24日、家庭や企業、学校が太陽光を利用して発電して余った電
> 力について、電力会社に買い取りを義務づける新制度を導入すると発表した。電
> 力各社は現在、自主的に余剰電力を約24円(1キロ・ワット時当たり)で購入
> しているが、新制度は価格を約2倍に引き上げて10年程度の長期買い取りを義
> 務付ける。余剰電力の販売で設備設置費用の負担を軽減して、普及を促す。(伊
> 藤剛、瀬川大介)
>
> 政府は早ければ2010年度の施行を目指す。
>
> 政府は1月から、家庭用の太陽光発電設置に1世帯あたり21万~25万円程
> 度を補助している。経産省の試算では、一般的な家庭で、国や地方自治体の補助
> 金を活用し、余剰電力の販売収入を見込めば設置費用を約10年で回収すること
> も可能だという。
>
> 国内には、07年末で約44万戸の住宅に約155万キロ・ワット、企業も含
> めると計約192万キロ・ワットの太陽光発電設備がある。政府は20年に、住
> 宅用の太陽光発電の導入世帯を07年末時点の約7倍に増やす計画だが、標準的
> な家庭で250万円程度という高額な設置費用が普及を阻んでいた。
>
> ただ、電力各社は、買い取り費用のコスト増を、一般の電気料金に転嫁する見
> 通しで、1か月の電気代は標準的な電力使用量の世帯で数十円~100円程度、
> 値上がりする。
> (2009年2月25日 読売新聞)
これも変です。受給したくても東京都とかに住んでいないなら出来ないわけ
です。不公平ですよね。さらに過去の人たちは実に高い機器コストを支払っ
ているのに同じ価格での買い取りだってのも変です。
設置年度ごとの発電原価を一定期間、(期待耐用年数は最低でも20年ぐらい
でしょう)を全量、きちんと経済的評価をするということが公平さと公正さを
考えれば妥当なところでしょう。
つまり、そもそも余剰電力と言うことがおかしい訳です。これが電力企業の
ものだったら全量が社会的な環境評価対象になる。(RPS価値=環境価値を
込みでと言う話なので・・・)で、自家消費分がわかんないでしょうという問
題を指摘してたらとんでもない小ずるい商売を考えた人たちがいて、それと
環境省が組んでメータをつける補助金を出すとか言うのですが、これって無
駄ですもんね。
今必要なのは、インバーターの出力情報をリアルタイムでネットを使って収
集し、それを地域のエネルギー供給の基礎情報として活用することです。(こ
れが米国で言われるスマートグリッド)それなのに、旧来の中央集権的な巨大
電源を中心とする交流電源システムを墨守する日本の電力会社は自分たちの
利権を守ることしか考えていないのです。
これは電力会社自体が日本の社会の中で不良資産と化していくでしょう。そ
して、それは少子高齢化で経済力の落ちていく次世代に多大な負担をかける
ことになるでしょう。
私たちに必要なのは未来に対しての構想力を持つことです。 それぞれが自分
たちの目先の利権を守ることを考えてしまうと大きく豊かな未来を失うこと
になるでしょう。
のだろうが、財政出動だとかの掛け声でわけもわからず金がばら撒かれてます
ね。で、付けは低所得層と未来の世代へ先送り・・・。
例えば自動車のエコ税制でもそうで、トヨタのクラウンハイブリッドでも税の
軽減されるだろう。でもね。実質、エコのなのは低燃費の軽自動車だったりす
るじゃないですか。で、すでにここ何年もプリウスなりを購入して環境負荷を
下げてきた人たちは高い税金支払ってねと言うのも変でしょう。この辺り、低
燃費車の過去販売分もしっかりと減税するべきでしょう。
で、ついでに言うなら、13年たった車は買い替え奨励で補助金を出すらしい
が、これが、1000CCほどのリッター辺り 18Km程度は走り長距離でな
ら20Km走る車をクラウンハイブリッドにしたら何のことは無い総合燃費で悪
化するのですよ。
エコを支援するとしてとんでもない環境負荷の大きなものを買い換えさせてし
まうことになる訳。と言う風なことなのdすけどねぇ。
どうせなら燃費基準で一元化してさらに現行の自動車税に載せればかなり公平
で公正になるだろう。でも、どんどんエコばら撒きのモラルハザードが進んで
いきます。
それも人の財布を当てにして・・・。各省庁はこれを機会にと自分らの利権拡
大のためにさまざまの物を出してくる・・・。
太陽光発電もしかりです。
> 太陽光発電、余剰電力の購入義務化
> 経産省方針、価格2倍に
> http://home.yomiuri.co.jp/news/20090225hg03.htm?from=nwlb
>
> 経済産業省は24日、家庭や企業、学校が太陽光を利用して発電して余った電
> 力について、電力会社に買い取りを義務づける新制度を導入すると発表した。電
> 力各社は現在、自主的に余剰電力を約24円(1キロ・ワット時当たり)で購入
> しているが、新制度は価格を約2倍に引き上げて10年程度の長期買い取りを義
> 務付ける。余剰電力の販売で設備設置費用の負担を軽減して、普及を促す。(伊
> 藤剛、瀬川大介)
>
> 政府は早ければ2010年度の施行を目指す。
>
> 政府は1月から、家庭用の太陽光発電設置に1世帯あたり21万~25万円程
> 度を補助している。経産省の試算では、一般的な家庭で、国や地方自治体の補助
> 金を活用し、余剰電力の販売収入を見込めば設置費用を約10年で回収すること
> も可能だという。
>
> 国内には、07年末で約44万戸の住宅に約155万キロ・ワット、企業も含
> めると計約192万キロ・ワットの太陽光発電設備がある。政府は20年に、住
> 宅用の太陽光発電の導入世帯を07年末時点の約7倍に増やす計画だが、標準的
> な家庭で250万円程度という高額な設置費用が普及を阻んでいた。
>
> ただ、電力各社は、買い取り費用のコスト増を、一般の電気料金に転嫁する見
> 通しで、1か月の電気代は標準的な電力使用量の世帯で数十円~100円程度、
> 値上がりする。
> (2009年2月25日 読売新聞)
これも変です。受給したくても東京都とかに住んでいないなら出来ないわけ
です。不公平ですよね。さらに過去の人たちは実に高い機器コストを支払っ
ているのに同じ価格での買い取りだってのも変です。
設置年度ごとの発電原価を一定期間、(期待耐用年数は最低でも20年ぐらい
でしょう)を全量、きちんと経済的評価をするということが公平さと公正さを
考えれば妥当なところでしょう。
つまり、そもそも余剰電力と言うことがおかしい訳です。これが電力企業の
ものだったら全量が社会的な環境評価対象になる。(RPS価値=環境価値を
込みでと言う話なので・・・)で、自家消費分がわかんないでしょうという問
題を指摘してたらとんでもない小ずるい商売を考えた人たちがいて、それと
環境省が組んでメータをつける補助金を出すとか言うのですが、これって無
駄ですもんね。
今必要なのは、インバーターの出力情報をリアルタイムでネットを使って収
集し、それを地域のエネルギー供給の基礎情報として活用することです。(こ
れが米国で言われるスマートグリッド)それなのに、旧来の中央集権的な巨大
電源を中心とする交流電源システムを墨守する日本の電力会社は自分たちの
利権を守ることしか考えていないのです。
これは電力会社自体が日本の社会の中で不良資産と化していくでしょう。そ
して、それは少子高齢化で経済力の落ちていく次世代に多大な負担をかける
ことになるでしょう。
私たちに必要なのは未来に対しての構想力を持つことです。 それぞれが自分
たちの目先の利権を守ることを考えてしまうと大きく豊かな未来を失うこと
になるでしょう。
コメント
で、補助金の出し方として安くなったら過去の人には戻し税方式で出すという方法もあるよな。どうだ?