燃料資源制約があるかどうか

 自然エネルギーには燃料資源制約はないが、原子力は化石燃料と同様に枯渇
性資源である。枯渇性資源である化石燃料は化学製品の原料としても使われて
いるが、何れ、無くなればバイオマス由来のものと代替される。

自然エネルギーには核にまつわる根本的な欠陥がない

 ゴミ問題が未解決である。燃料資源を使うものはここがネック。まだ、何処
の国も安全に(これは未来の世代にとっても)処分出来た実績は無い。CO2
も同様だけど・・・。

何しろ燃料資源はお日さまのエネルギーなので無料、請求書は来ません。

自販機。

 一台が確か、1.5軒分程度の電力を使う。特に飲料用のものは屋外冷・温
蔵庫なのでたばこの自販機よりもはるかに大量の電力を使う。人件費が要らず
に置いておくだけで儲かるとなるとこの社会の仕組みならそれが儲からないと
ころまで増えるのは必至。自販機を置いても儲からないようにするのが最も減
らすためには最良の方法。

農地の開墾

 これまで農地の開墾は一番コストの安いところから始めてきているが、残念
ながら太陽光発電はコストの高いところからしか始められなかった。理由は、
工業製品だから・・・。

そして、技術が進み量産効果が働けば確実にそれは価格が下がる。 事実、こ
こ10年で3分の1にはなった。機器の価格だけ見れば4分の1だ。この先も
技術開発によってそのコストは下がるだろう。

その為の市場が必要だ。それは消費財ではないのだから、そこに資金を投入し
て経済的にマイナスになること自体がおかしいと思う。これは金持ちだとか貧
乏だとか言う話ではない。

そこに至るまでにはコスト=人的資源、材料などの社会的費用をかけねばなら
ないのだ。そして、その波及効果は農地の場合は後から参入するものが高いコ
ストを負担せねばならないが、自然エネルギーの場合は後から参入した方が安
いコストで済ませられるのだ。

同じ自然エネルギーでもバイオマスを使うモノ、つまり、自然の力をかりてや
るものと人間がそれをほとんど自力で作り上げるものとの違いなのだろうか。

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